阿波晩茶(あわばんちゃ)は徳島の山里、上勝町・那賀町が主な産地で、乳酸菌で発酵させる独特の製造方法が国の重要無形民俗文化財に指定されている珍しい「後発酵茶」です。
まえばら農園が製造・販売している『神田茶(じでんちゃ)』は、上勝町旭神田地区で製造されている貴重な逸品です。当園は上勝神田茶生産組合に所属しており、上勝町の自然の恵みでお茶を育てております。
茶葉は、成長したものを使用しており、カフェインも少なめなので赤ちゃんからお年寄りまで安心してお飲みいただけます。
【美味しい飲み方】
冬はホットで夏は水出しでも美味しくいただけます。
煮出す場合や急須には1リットルに一掴み、3g程度が目安です。
水出しの場合は6g程度が目安で2〜3時間以上は置いてください。
一晩置くとさらに香りも味わいも良くなります。
茶枝(くき茶、棒茶)は、葉を摘む際に一緒に取れた枝で、葉と同じように付け込み発酵させています。
茶葉に比べると収穫量が少なく、あまり市場に出回らない珍しい商品ですが、茶葉よりも味がマイルドで癖がなく飲みやすいとご好評いただいております。
【美味しい飲み方】
煮出す場合や急須には1リットルに一掴み、3~6g程度が目安です。
水出しの場合はそのままだと味が出にくいので冷たいお茶をいただく場合は、やかんなどで煮出してから冷蔵庫で冷やしてご賞味ください。
真夏に茶葉を手で摘み取り、摘んだ茶葉を大釜で茹で、茹でて柔らかくなった茶葉を擦り機で擦り、擦った茶葉を桶に入れて2〜3週間漬け込み発酵させます。発酵させた茶葉をよく天日干しさせ選別し、不純物を取り除き袋詰めします。
ひとつひとつ手作業で心を込めて作っています。